生活の知恵BLOG

一人暮らしを快適に!

落とし穴!引越し時にかかる退去費用!

おはようございます!ヨシヤです!

 

引越しをされるほとんどの方は、

引越しにかかるお金を計算しますよね?

 

「物件の初期費用がこれくらいで、

引越し業者の費用がこの金額で、

最後に家具や家電の購入費用でこれくらいで、

総額がこれくらいか。」

 

というのが、計算の流れでしょうか?

ただ一つ忘れています。

 

そう、退去費用です

 

以前、こちらの記事で引越し費用について

お話ししていますが、

退去費用については触れませんでした。

 

理由としては、条件により

退去費用が掛かる・掛からないが変わるためです。

 

場合によってはほとんど0に近いかもしれませんし、

逆に数万円発生する可能性もあります。

今回はそんな退去費用について

お話したいと思います!

 

 

 

1.そもそも退去費用って何?

『退去費用ってなに?』

という方のために簡単に説明しますと、

賃貸物件から退去する際に発生する

「原状回復」に必要な費用です。

簡単に言えば、家を入居前の状態にするために

掃除したり、工事したりするためにかかるお金です。

 

ただ、この退去費用については過去より、

物件を借りた人(賃借人)と貸した人(賃貸人)

との間でどちらが負担すべきかというトラブルが

発生するため、ガイドラインが設けられています。

国土交通省のHPで詳細は確認できます。

 

国土交通省

「原状回復」を以下の通り定めています。

「賃借人の居住、使用により発生した建物価値の

減少のうち、賃借人の故意・過失、

善管注意義務違反、その他通常の使用を超える

ような使用による損耗・毀損を復旧すること

国土交通省HPより

 

つまり退去時に必要な費用のうち、

借りた人が部屋を壊したり、汚した際、

その理由に非がある場合は借りた人が負担する

逆に、いわゆる経年変化、通常の使用による損耗等の

修繕費用は、負担しなくていいということですね!

 

こちらをさらに簡単に言うと、

自分が悪ければお金を払う

という意味です!

 

ちなみに退去費用の決定は、

退去前に管理人さんと立ち合いのもと、

物件の状態チェックがあり決まります。

 

 

 

2.退去費用が発生するケース

ここまで難しい話になってしまいましたが、

具体的にどのようなケースで退去費用が

発生するのか気になりますよね?

 

前述していますが、故意や過失により、

部屋を汚したり、壊したりしてしまった時

なのですが…

 

実は退去費用自体は

普通に生活していても発生します!

 

それがクリーニング費用です!

いわゆる清掃代ですね。

 

私としては入居者からも取っているんだから

重複しない?と思うのですが…

 

退去時のクリーニング費用は恐らくほとんどの

物件で発生するのではないかなと思います。

 

ただし、入居時に敷金やクリーニング費用を

支払っているのであればその中から清算されます

 

 

 

3.退去費用を抑えたい!

退去費用が発生するのは主に前述した通りですが、

退去費用を抑えられないのか?

という疑問がありますよね?

 

結論、クリーニング費用以外は抑えられます!

 

ただし、それにはもちろん、

綺麗に使用することが前提となります。

 

実際に私が退去時に支払った費用で言うと、

壁の穴の修復費用

その部分の壁紙(クロス)張替え、

また、壁紙の傷の修復費用です。

 

そう、実は私…

壁に誤って穴を開けてしまったことがあります(笑)

単なる不注意ですが、

もちろん自腹で支払わなければいけません。

※火災保険も適用外

 

また、家具をこすった時についた

壁紙の傷も修復対象となりました。

 

逆に言えばこういったことが無ければ

退去費用は抑えられます!

 

あとは、少しでも管理人さんに指摘されないよう

退去前に清掃をしておくことをおすすめします!

 

 

そして、1点注意点があります。

それは、退去費用を余分に請求されないように

することです。

 

どういうことかというと、退去費用というのは

以前からトラブルがあるように

賃貸人側が負担すべきところを賃借人側へ請求する

というケースが考えられます。

 

例えば先ほどの私の場合、壁紙の張替えは、

その傷部分周辺の一定範囲の修復費用を

負担すれば良いのですが、

壁一面の修復費用を請求される可能性があるそうです。

 

また、減価償却という価値の低下の話もあるので

新品の場合の価格で請求されるのは余分に

請求されている可能性があります。

 

ただし、あくまで私が調べてお話している

内容となるため、詳しくは国土交通省のHP

などをご確認ください!

 

ちなみに退去前の立ち合い時に修繕個所などの

見積もりを出されるそうですが、

初めて会う人から修繕個所を指摘されると

誤ったことでも鵜呑みにしてしまう

可能性がありますよね?

 

そこで対策として、

立ち合いを放棄する方法もあります。

私も実際に立ち合いはしておりません(笑)

 

どうするかと言うと、

退居申請書に立ち合い不可と記載、もしくは、

管理会社へ直接立ち合いの都合が合わない旨

伝えるのみです!

 

そもそも立ち合いは強制ではないようです。

退去申請書にも立ち合い不可の項目がありました。

その場合は立会い人が一人で部屋の点検を

して頂けます。

 

 

以上となりますが、

退去費用は様々なケースが考えられます。

まずは当たり前ですが、

借りたお部屋は綺麗に使いましょう(笑)

 

それでは、よい引越しを♪